
仕事をしている人であれば、職場での健康診断を年に1度は受けているでしょう。健康診断は、学校や職場、地方公共団体など、法令で義務付けられているからです。日帰りで行えるもの、病院施設に1泊して、全身的に細かい検査を行う人間ドックなどがあります。様々な病気の早期発見を目的として行われていますが、こうした健康診断で、必ずしも病気が見つかるわけではありません。
最近では、家庭で必要なものを採取し、医療機関に郵送して行う、在宅健康診断などもありましが、本来の健康診断目的であれば問題ありませんが、何か思い当たる疾患があって在宅健康診断を受けるのであれば、時間がかかるものですし、直接病院に行った方がいいのではないでしょうか。
健康診断の項目は、対象者によって異なります。定期健康診断の項目は以下の通りですが、希望によって検査内容を追加することができます。女性であれば、子宮がん、乳がん健診などです。
もちろん個人でも健康診断が受けられますので、医療機関の健康センターなどに問い合わせてみましょう。各自治体で行っている健康診断もありますので、広報をチェックしておきましょう。
【希望で追加される検査】
健康診断では、検査着に着替える場合が多いので、脱ぎ着しやすい服装で出かけましょう。
医師の診察がある場合もありますので、メイクはできるだけしないでいきましょう。X線撮影で準備に時間がかからないよう、あらかじめピアス、イヤリング、ネックレスはつけないでおきましょう。
バリウムなどの予定がある場合、前日夜からの食事制限が出されているはずですので、何も口にせずに行きましょう。知り合いが、朝一口だけ卵焼きをうっかり食べてしまい、それを隠して臨んだバリウム検査では、しっかりと陰が映ってしまい、『異常だ!』と騒がれ、真実を告白して大目玉を食らったことがあるそうです。
職場で行う健康診断は、集団検診になることも多く、どうしても流れ作業的になる部分があります。
そのため、問診票に自覚症状や気になることを記入していても、スルーされることも多いです。(自分は毎回記入しますが、一度も触れられたことがありません)自分の健康のことですから、医師が何も聞かないようであれば自分から聞いてみましょう。
健康診断を行うことによって、得られる利益よりも害の方が先に出現するという意見があるようです。無症状、無疾患の者に対して、X線検査などで被爆させ、極稀ながら合併症が発生しているとのことです。
無症状でありながら、何か疾患が見つかったとして、たとえそれが問題のない、経過観察でもなんらかまわないものでも、本人に無駄な不安を与えると批判されています。
しかし、普段から何かの疾患で治療通院している人であればいいのですが、気になる症状があるにも関わらず、仕事が忙しくて中々病院に行けない人などには、この年に1度の健康診断は意味があると思うのですが…。
それで異常がなければ安心できますし、何か異常がみつかったのであれば、仕事よりもやはり病院!となるでしょう。そんな自分も、毎年受けていた健康診断を転職のために1年、間があいただけで、新しい職場での健康診断で気になる数値が出て、現在病気治療中なのです。やはり健康診断は大切で必要なものだと思います。