女性の健康まるわかり帳
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不妊

結婚をして何年もたつのに子宝に恵まれず、悩んでいる女性もいるでしょう。他人の心無い一言に涙した人も多いはずです。

『赤ちゃんは? まだ?』

そんな何気ない一言にも傷つき、心を閉ざしている女性もいます。

不妊は『避妊をしていないのに2年以上にわたって妊娠に至れない状態』と、WHOで定義されています。中には、妊娠しても、妊娠を維持できずに、出産まで至れない女性もいます。2年たっても妊娠できないようであれば、1度検査を受けてみましょう。不妊の治療となると、経済的にも負担になりますので、できる範囲で取り組みましょう。不妊の原因がどちらにあるのかは、男女の比率は同じです。

男性側に原因

不妊の原因が夫婦のどちらにあるのか、特定するのは怖いかもしれませんが、今後の治療のためには必要なことです。お互いの協力がなければできないことなので、夫婦同時に検査を受けましょう。

男性側に原因がある場合、糖尿病や甲状腺、前立腺の異常や無精子症、乏精子症、EDなど、様々な原因が考えられます。

男性の検査の場合、精子を採取しなければなりませんので、抵抗を感じる人もいるでしょう。仮に無精子症と診断されても、泌尿器科と産婦人科が連携することで、希望がないわけではありません。

無精子症になっている原因によっては、睾丸から精子を取り出して、人工授精をし、無事に出産に至った例もあるのです。検査を行って分かった結果に対し、適切な治療を行っていきますが、肝心なのは病院選びです。

男性の場合は泌尿器科になりますが、不妊を得意としている病院でなければ、自分達が望むような結果は得られないかもしれません。

問診

どんな病気で病院に行くにせよ、必ず診察の前には問診があります。

不妊の場合は普通の問診では聞かれないことも聞かれますが、これからのことを考え、恥ずかしがらずに本当のことを申告しましょう。この問診と検査結果によって、今後の治療方針が決まっていきます。


『性生活の状況・勃起・射精について』
『既往歴』
『配偶者に関する問診』
『放射線とがん治療に関する問診』
『生活習慣』
『服用している薬』

こういった事柄を問診します。

性生活については、かなり突っ込んで聞かれるので、きちんと答えましょう。

妊娠中期

女性側に原因がある場合、考えられるのは糖尿病、副腎や肝臓、腎臓、脳下垂体の異常、卵巣、黄体の機能障害、ターナー症候群やクラミジアによる炎症、ホルモン障害、生殖器官の狭窄、無月経などです。

男性の検査とは違い、女性の検査は卵管や子宮の造影剤検査をしたり、ホルモン検査をしたり、様々な検査をしなければいけません。また、病院に行く前に、あらかじめ3ヶ月は基礎体温をつけ、グラフにして持参しなければいけません。また、検査に何度も病院を訪れなくてはいけない場合もあります。

大切なのは夫婦の絆

どちらに不妊の原因があるにせよ、夫婦の協力なくしては、不妊治療は成り立ちません。

まして、双方に原因がある場合、お互いが理解しあわなくてはいけません。

ご主人が不妊治療に積極的でないことが理由で、離婚になってしまった夫婦もいます。ご主人は離婚を切り出されてから事の重大性に気づきましたが、時すでに遅しです。

一人だけが頑張って不妊治療をしていても意味がありません。

お互いを支えあって、不妊治療をしなければいけません。

体外受精

卵管が詰まっていて排卵ができない場合、タイミング法や人工授精を試みても妊娠できなかった場合、体外受精という方法があります。

成熟した卵子を取り出し、あらかじめ採取して調整済みの精子をシャーレの中でふりかけて受精させます。無事に受精して分裂を始めた受精卵をいくつか子宮内に戻し、着床を試みるというものです。数個の受精卵を子宮に戻しても、1個も着床しない場合もあれば、戻した受精卵がいくつも着床し、超多胎妊娠が起こり、そのうちいくつかを淘汰しなければいけないという問題が起こることがあります。

不妊に悩んでようやく授かった命をいくつか摘んでしまわなければいけないということは、とても辛いことですが、健康で無事に出産まで維持していくためには、必要なことなのです。

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