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外反母趾

外反母趾は、ハイヒールを履く女性だけのものだと思っていたら、男性でも子供でもなります。私も初めて外反母趾を見たのは男性の足でした。

外反母趾は、親指や親指の付け根が変形し、小指側に曲がってしまった状態を言います。足の横アーチを形成している中足関節の靭帯が緩んでしまうことで起きるので、ハイヒールなどは二次的要因にすぎません。


実は怖い外反母趾

いつもパンプスを履いていたら外反母趾になっちゃった……

でも見えるものでもないし、当たるとちょっと痛いけど、気にするほどでもないか!

などと軽く見てはいけません。

たかが外反母趾と思っていると、足とは全く関係ない箇所に、原因不明の痛みを生んでしまうこともあり、一生苦しむくらいの障害を起こしてしまうこともあるのです。

外反母趾が女性に多いわけ

外反母趾はハイヒールで足を締め付けるから。そういう概念は捨てましょう。あくまでも二次的要因であり、男女の区別なく外反母趾にはなってしまいます。

では、どうして男性よりも女性に多くみられるのでしょうか。それは筋力の違いによるものです。男性よりも圧倒的に女性の方が、筋力が弱いにも関わらず、足にかかる重力は男女一緒です。

女性の方が男性よりも、足に負担を受けやすく、体を支えるために、足の指ではなく、ついつい足の付け根に重心を集中させてしまいがちだからなのです。そうすることで次第に親指の力が衰えてきて、退化しながら外に飛び出してくるのです。

外反母趾の種類

外反母趾は全部一緒ではありません。大きく5つのパターンに分けることができます。

靭帯性外反母趾


足先の横幅を支えている横中足靭帯(中足関節)が伸びたり緩んでしまい、親指が小指の方向に曲がってしまった状態。




親指は曲がっていないのに、付け根の骨が外側に向いて異常に発達して出っ張り、見た目が曲がって見えてしまう状態。



混合性外反母趾


中年以降の女性に多くみられるタイプで、靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾が混合したもの。




ハンマートゥ性外反母趾


足指が極端に浮き、萎縮しているように見えます。足指の付け根部分の幅も広く、皮膚も厚くなっています。見た目、足指が飾りだけでしかないような印象を受けます。

これは生まれつき、ハンマートゥになる要素を持っている人に起こる外反母趾です。



病変性外反母趾


リウマチやヘバーデン結節、ケガなどで発生し、足の変形が著しく、多くの場合は、脱臼したまま萎縮しているので、形を元に戻すのは困難です。


外反母趾の治療

外反母趾の痛みをずっと我慢して、我慢できずに病院に行っても、納得のできる説明も治療もなく、湿布と痛み止めをもらって終了。こんなことが多々あります。治すには手術しかないと言われ、二の足を踏んでいる人も多くいるでしょう。

外反母趾だと気づいたら、自分でテーピングをしてみましょう。カサハラ式テーピング法と言い、『足裏のバランスを整える健康法』です。

外反母趾や浮き指、偏平足だけではなく、足全般の痛みにかなりの効果があります。

痛みがあるときのテーピング法と、ないときのテーピング法では方法が異なりますので、このサイトのリンクページに紹介していますので、参考にしてみてください。

手術しなくても外反母趾が楽になるかもしれません。

自分で運動療法

医療機関ばかりを頼らず、自分なりにも努力が必要です。靴をゆったりしたものに替えるのはもちろんのこと、指の運動やストレッチをしてみましょう。

タオル寄せ運動

床にタオルを広げ、椅子に腰掛けます。タオルの手前に足を置き、指を使ってタオルを手繰り寄せる運動です。

Hohman体操

両方の親指に太いゴムをかけ、表側に引っ張る運動です。

ストレッチ

指の付け根を両方から押しながら、親指を外側に引っ張るストレッチです。無理に力を入れないで行いましょう。

手術

あらゆる保存療法を試みても症状が改善されない場合、最終的な手段として手術があります。

18世紀後半から外反母趾の手術が行われてきましたが、その方法は100種類以上もあり、様々な症例があると言うことがわかります。

中足骨骨切り術や基節骨骨切り術、軟部組織矯正術など数多くの方法があります。

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